アニメ「地獄楽」を見る前に予習しておきたい予備知識を解説！

この記事では、テレビアニメ「地獄楽」を見る前の予習として、より楽しめる為に押さえておきたいポイントをネタバレなしで解説していきます。

『地獄楽』とは2018年から2021年まで「少年ジャンプ＋」で掲載されていた、賀来ゆうじさんによる忍法浪漫漫画であり、2023年4月1日よりアニメで放送開始される作品です。

アニメ放送が始まる前に、

どんな世界観の話なの？

難しい用語はないの？

と分からない方も多いと思います。

そこで今回、漫画「地獄楽」を読んだ私が、

という点にフォーカスしていきますので、是非最後までお付き合いください！

「地獄楽」の世界観

原作の漫画が全13巻の127話で終わっている作品なので、物語としてはシンプルで分かりやすいです。

「打首の死刑を免れるために、監視役と共に不老不死の薬を取りに島へ行く」というのがストーリーの軸となっており、ほぼ島でのバトルロワイヤルで、その島が「地獄楽」を表すポイントとなっています。

監視役＝処刑人と死罪人が2人1組となって島へ行くのですが、その島は様々な花が咲き、蝶が舞い、夢のような世界が広がる「極楽浄土」「常世の国」と噂される神仙郷という島。

江戸幕府は何度も調査団を送っては、花に寄生される病になったり、全身がバラバラにされて花の苗床のような状態になる者だけが帰ってきて60人は消息不明となっています。

美しくも不思議な神仙郷がアニメでどう描かれるのか楽しみすぎます！

神仙郷では竈神（そうしん）という人の体に別の生き物の顔がついた化け物や、門神（もんしん）という巨大な化け物、知性と意思を持った道士（どうし）が存在しており、竈神や門神の生みの親である7人の天仙（てんせん）が不老不死の実験を行い、島へ侵入してくるものを排除しています。

監視役＝処刑人と死罪人という死刑する側とされる側が各々のストーリーを交えながら手を取り天仙と戦う姿が描かれる作品となっています。

「地獄楽」をより楽しむために、これだけは知っておくとより作品を楽しめるであろう予備知識を3つ解説します！

特に２番目の「氣（たお）」については、かなり重要になってきます！

これらの予備知識を知っているだけで、よりストーリーにのめり込めるようになると思います！

江戸幕府の命によって、御様御用（おためしごよう）という刀剣の試し斬りや斬首による処刑執行人を代々生業としている一門であり、別称「人斬り浅」「首斬り浅」と呼ばれる刀剣の達人で、斬首だけでなく製薬なども生業とし、島へ行く死罪人たちの同行人に任命されました。

モデルは江戸時代に実在した「山田浅右衛門」という御様御用。

山田浅ェ門には段位があり、次代当主としての適性と実力で位が決まっています。