この記事では、アニメ「地獄楽」3話の感想を、ネタバレや原作との違いを含めて解説してきます！
『地獄楽』とは2018年から2021年まで「少年ジャンプ＋」で掲載されていた、賀来ゆうじさんによる忍法浪漫漫画であり、2023年4月1日よりアニメで放送開始されている作品です。
原作との違いはあったの？
アニメ好きな人はどう評価しているの？
と、アニメ「地獄楽」を見ようかと悩んでる方は是非参考にしてみてください。
「地獄楽」の紹介
原作「地獄楽」について簡単に紹介したいと思います。
時は江戸時代末期。抜け忍として囚われ死罪人となった元・石隠れ最強の忍“画眉丸（がびまる）”は、極楽浄土と噂される島から「不老不死の仙薬」を持ち帰れば無罪放免となれることを告げられる。
画眉丸は最愛の妻と再会するため、打ち首執行人“山田浅ェ門佐切（やまだあさえもんさぎり）”とともに仙薬があるという島へ向かうことに。島に上陸した画眉丸と佐切に立ち塞がったのは、同じく仙薬を求める死罪人たち。そして、島に潜む未知の生物、人工的で不気味な石像、島を統べる仙人たち……。
謎多き島で、果たして画眉丸は仙薬を見つけ出し、生きて帰ることが出来るのか——!?
原作漫画はすでに完結しており、満を持してのアニメ化となりました！
さらに、アニメはMAPPAさん制作ということで期待している方も多いのではないでしょうか。
「地獄楽」をまだ見ていない方は、「地獄楽」を見る前にこれだけは知っておいた方が良い！ことをまとめている記事を参考にしてくださいね。
アニメ「地獄楽」4話感想＆レビュー
4話を見た私の感想は、
生き残った者のバックボーン紹介しつつ、新たなスタート感あって◎
- 滅茶苦茶良かったところ
- キャラクターの深掘り
という点が気になったので、この２つの構成をもとに感想を話していこうと思います。
滅茶苦茶良かったところ① 一気に上がったテンポ
アニメ3話ですでにテンポは上がっていたのですが、それは１、2話の「画眉丸」「佐切」の想いを3話でぶつけて区切りをつける為だったと解釈しているのですが、今回の4話はまた違った意図があったように思います。
違った意図とは、「3人」の死罪人のバックボーンを1話で見せることだと思います。
「画眉丸」と「佐切」はそれぞれ1話を使って見せた内容を、3人で1話としたことでより「地獄楽」の根幹となるものは主人公・画眉丸とその処刑人・佐切にあると言っているのではないでしょうか。
バトルロワイヤルが始まりましたが、「画眉丸」が「心」を持つことで「弱さ」と「強さ」を知り昔から変われるのか、「佐切」は画眉丸を見て「情」と向き合い強くなることができるのか、を軸に見ると「地獄楽」の面白さが広がるかもしれません。
滅茶苦茶良かったところ② アニメならではの構成
①のテンポの話の続きにもなるのですが、原作では4話分の話を今話では1話にまとめています。
3人の死罪人がバックボーンを含め紹介されたわけですが、3話のラストで描かれた「民谷巌鉄斎・付知」組をアバンから使い、Aパートを「杠・仙太・源嗣」組、Bパートを「亜左弔兵衛・桐馬」組とアニメ一話の切れ目を上手く使った構成で3組を紹介しており、見やすさもあって、いい工夫だな〜と感心しました。
アニメのAパートやBパートの尺の長さは基本的には決まってはおらず、今回のようにAパートが長くBパートを短くする事も出来るというアニメならではの区切りを上手く使って、4話というタイミングでキャラクターの紹介と舞台となる島の神秘を見せるあたりやはり構成のうまさが光ります。
キャラクターの深掘
「地獄楽」には個性的なキャラクターが多く登場し、魅力の1つとなっています。
今回、死罪人を中心に「民谷巌鉄斎」「亜左弔兵衛・桐馬」兄弟、「杠」の死罪になった経緯と過去が明かされたと同時に、神仙郷の本当の姿が見えてきました。
「画眉丸」「佐切」で作った3話までをここからは色んなキャラクターに焦点を当てたバトルロワイヤルをしていくことになる展開をしっかりと示していたので、続きが気になる展開は常に意識されているように思います。
また、紹介だけでは終わらず、やはり「佐切」が倒れて終わったところも味噌で、軸を持って話の展開をしていることも「地獄楽」をアニメ化しているポイントだと感じます。
「地獄楽」が読めるおすすめサイト
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まとめ
MAPPA制作ということで、作画に注目されるのはMAPPAブランドとでもいうべき、過去作を知っているからこそ期待をする注目する目であることはもちろんなのですが、アニメはそこだけではない面白さや楽しさがあるのがアニメ「地獄楽」ではないかなと思います。
牧田香織監督の「想い」は各話で色んなスッタフに届いているなとは感じ取れますので、漫画「地獄楽」とアニメ「地獄楽」両方とも楽しみつつ次回を待ちたいと思います。
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