この記事では、名探偵コナンで描かれる灰原哀と黒ずくめの組織との関係を黒鉄の魚影(サブマリン)の予習できるように解説していきます!
2022年4月14日に劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』が第26弾として公開!
黒鉄の魚影(サブマリン)は今までよりもかなり「黒ずくめの組織」が関わってくるのではないかと予想されており、さらに灰原哀が主人公的な役割になるのではないかと思われます。
今回はこの「黒ずくめの組織」と「灰原哀」の関係性に注目していきますので、『黒鉄の魚影(サブマリン)』を見る前に復習しておきたい方や、映画を観た後にこの関係性について知りたい方に必見です!
最新作『黒鉄の魚影(サブマリン)』の公開の前に、灰原哀の過去に関わるTVシリーズを特別編集版として『灰原哀物語~黒鉄のミステリートレイン~』が2023年1月6日から劇場公開され、「黒ずくめの組織」と「灰原哀」の関係性を知ることができます。
『黒鉄の魚影(サブマリン)』では灰原哀が黒ずくめの組織から命を狙われるという展開が起こると予想されるので、
灰原哀はなぜ命を狙われているのか?
灰原哀と黒ずくめの組織の関係は?
と思われた方も多いと思います。
そこで今回は「黒ずくめの組織」と「灰原哀」の関係性について、
- 灰原哀がなぜ黒ずくめの組織に居たのか?
- 黒ずくめの組織が灰原哀の命を狙う理由は?
- 灰原哀の正体を知っている人は誰?
という点にフォーカスし解説していこうと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。^ ^
灰原哀がなぜ黒ずくめの組織に居たのか?
父 | 宮野厚司(みやのあつし) | 科学者 |
母 | 宮野エレーナ | 旧姓:世良 |
姉 | 宮野明美 | |
妹 | 宮野志保/シェリー/灰原哀 |
まず、事前情報として頭に入れておきたいのは、灰原哀という名前は偽名であり、本名は宮野志保、黒ずくめの組織に居た時のコードネームはシェリーであるということです。
灰原哀の父である宮野厚司(みやのあつし)はマッドサイエンティストと世間からは呼ばれ、学会から追放された科学者。
灰原哀の母は日本とイギリスのハーフ宮野エレーナ(旧姓は世良)で、共に個人医院「宮野医院」を開業していたところ、黒ずくめの組織から勧誘され「とある薬」の研究をすることになります。
黒ずくめの組織に入る前には、エレーナのお腹に志保(灰原哀)はいました。
志保が生まれて間もなく、両親は研究所の事故により焼死したとされ、両親の研究を引き継ぎ、幼い頃から「黒ずくめの組織」の科学者として毒薬「APTX4869」の開発に携わりコードネームを付けられるほど重要なポジションをもらっていました。
このことから、灰原哀は生まれながらにして黒ずくめの組織に所属し、毒薬を作っているという認識がなく組織に加担していたということになります。
黒ずくめの組織が灰原哀の命を狙う理由は?
黒ずくめの組織の研究者として、重要なポジションにいた灰原哀がなぜ命を狙われる様になったのか。
それは、黒ずくめの組織が開発途中の薬を勝手に使用したことに加え、「10億円強盗事件」により姉である宮野明美が殺された理由を明かさない組織に対抗し、薬の開発中断を実行します。
その結果、研究所のガス室に監禁されることになり、殺されるくらいならばと隠し持っていた「APTX4869」を飲み自殺に踏み切ったところ、偶然にも身体が幼児化し、部屋に備えられたダストシュートを通って外への脱出に成功します。
黒ずくめの組織は、組織の脅威となる者疑わしき者は抹殺、もちろん組織を裏切った人間もその例外ではありません。特に灰原哀は「APTX4869」という、組織にとって重要な毒薬の開発に携わっていたので、血眼になって追っているのです。
黒ずくめの組織が灰原哀を見つけれない理由
「黒ずくめの組織」はコナンのように宮野志保(灰原哀)が幼児化していることを知らないので、今だに見つけれずにいます。
灰原哀と同じく「ATPX4869」を投与され生死が確認されていなかった工藤新一(江戸川コナン)。
宮野志保(灰原哀)は、「黒ずくめの組織」が行った工藤宅調査にて1回目の時にはあったはずの工藤新一(江戸川コナン)の子供の頃の服がごっそり無くなっていたことに気づいており、 さらに開発段階で1匹だけ若返ったマウスが居たため、工藤新一も「APTX4869」を服薬して幼児化したという仮説を建てていました。
宮野志保(灰原哀)は脱出に成功した後、同じ幼児化した工藤新一を頼り、工藤宅に向かう途中で倒れていたところを阿笠博士に保護され、以後「灰原哀」と名乗り阿笠博士の家に居候することとなりました。
なので、「黒ずくめ組織」は灰原哀が逃げたことは知っているが、幼児化していることを知らないので見つけれずにいます。
ただ、『黒鉄の魚影(サブマリン)』の予告編で宮野志保(灰原哀)の子供頃の写真が出ていることから、灰原哀が宮野志保だとバレてしまう可能性があります!
『黒鉄の魚影(サブマリン)』でどうなったのかは公開後に追記していこうと思います!
灰原哀と「黒ずくめの組織」との関係を知れるアニメシリーズについては、こちらの『黒鉄の魚影(サブマリン)』を見る前に『黒鉄のミステリートレイン』は観た方が良いのか、で解説しています。
灰原哀の正体を知っているのは誰?
それでは、今のところ灰原哀が宮野志保だと知っている人物は誰がいるのかを紹介していきます。
名探偵コナンには警察や公安、FBIやCIAの捜査官など数多くの警察関係者が登場し、事件に関わった人間も相当数登場します。
そんな中でも灰原哀=宮野志保=シェリーと知っている人間はごくわずかのこのメンバー。
- 阿笠博士
- 江戸川コナン=工藤新一
- 服部平次
- 工藤優作
- 工藤有希子
- ベルモット=シャロン・ヴィンヤード
- ピスコ=桝山憲三(死亡)
- キュラソー(死亡)
- 赤井秀一=沖矢昴=諸星大(ライ)
- 怪盗キッド
「黒鉄の魚影(サブマリン)」において灰原哀の正体を知っているかは鍵になると思います。
その中でも黒ずくめの組織の一員であり幹部であるベルモットだけが正体を知っているということは是非頭に入れておきましょう。ちなみに、江戸川コナン=工藤新一ということもベルモットは知っていますが、コナンと灰原哀についての情報を組織への報告はしていません。
結果として、黒ずくめの組織のジンやウォッカでさえ灰原哀=シェリーとは繋がっていないのです。ただ、幼い頃から黒ずくめの組織の研究者として薬を作っていたので、幼少期の姿は知っているということになります。
また、「黒鉄のミステリートレイン」内で描かれる黒ずくめの組織との戦いで、「シェリーは爆発に巻き込まれ死亡した」とベルモットがジンに報告しているので組織的には死亡扱い、ジンは死体の確認をしていないので疑っているという状況から今回の「黒鉄の魚影(サブマリン)」へ繋がっていきます。
まとめ
今回は、名探偵コナンで描かれる灰原哀と黒ずくめの組織との関係を黒鉄の魚影(サブマリン)の予習できるように解説していきます!
灰原哀と黒の組織との関係は、幼少期から始まっており、コードネーム「シェリー」を与えられるほどの深い関係でした。
今はまだ、灰原哀が宮野志保だとはバレていませんが、今後の展開のどこかでバレてくると思われますので、まずは映画『黒鉄の魚影(サブマリン)』に注目ですね!!
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