『トップガン』の海外の反応は？公開後の評価や感想レビューも調査！

この記事では、『トップガン』の海外の反応を紹介し、公開後の評価や感想レビューを調査し紹介しようと思います！

1986年に公開された『トップガン』はその年の全米興行成績1位を記録する大ヒットを記録し、その影響は当時の日本にも押し寄せたほどだったそうです！

2022年5月27日にその続編となる『トップガン：マーヴェリック』が公開されます。

前作と同じように米軍の全面協力のもと撮影が行われたようなので、『トップガン』を映画館で見れていない世代からすると、戦闘機の音などを映画館で体感できるのが嬉しすぎますね（笑）

そんな大ヒットを記録した80年代を代表する傑作映画『トップガン』の海外の反応を、有名な海外の大手批評サイトや映画を見た人たちが、

どのような反応なのか？

どんな評価や感想なのか？

を紹介していこうと思います！

映画を見た人の感想や評価も含まれております。ネタバレの可能性もありますので、ご注意ください！

『トップガン』の海外の反応は？
1. 高評価のレビュー
2. 低評価のレビュー
海外批評サイトの『トップガン』の評価・感想レビュー
1. 「IMDb」のレビュー
2. 「ロッテントマト」のレビュー
まとめ

『トップガン』の海外の反応は？

『トップガン』の海外の反応は、公開当時の反応は興行成績を見ても分かる通りかなり高かったと思いますが、

当時無かったソーシャルネットワークが普及した後の反応をまとめていきます。

その評価は、批評家からのレビューはいまいちで、一般の方のレビューは高評価が多いのが目立ちます！

当時は大絶賛だったんだろうなぁ

まずは、高い評価を出している人たちやサイトなどのコメントを、一部抜粋して紹介していきます。

高評価のレビュー

一般の方

⭐️8／10
I first watched this film in the eighties, loved it and watched it many times but having not watched it for several years I wondered how it would have aged. Thankfully it was as enjoyable as ever. The story itself is a little cliché but it is well told and the aerial scenes are some of the best in any film I’ve seen no CGI here.
私は80年代にこの映画を最初に見て、大好きになり何度も見ましたが、数年間見ていなかったので、どれだけ時がたったのだろうと思いました。ありがたいことに、これまでと同じように楽しかったです。ストーリー自体は少し決まり文句っぽいですが、とても伝わるし、空中シーンは私が見たCGIが無いどの映画の中でも最高のものです。
Imdb.comより引用

公開当時に見られた方のレビューですね。米軍が全面協力しての撮影だったので、戦闘機の映像のほとんどが本物です。

当時としてはかなり衝撃的な映像と音響だったに違いありません。今でもこの方は『トップガン』が大好きなようですね！

⭐️7／10
From the amazing flight sequences, Mavericks motorbike, trashy romance and to the cool 80’s soundtrack. Top Gun should be taken for what it is. An entertaining Film.
驚くべき飛行シーケンスから、マーベリックのバイク、くだらないロマンス、そしてクールな80年代のサウンドトラックまで。『トップガン』は何であるかをみなされるべきです。エンターテイメントの映画だと。
Imdb.comより引用

トップガンで流れるサウンドトラックは、日本でもかなり流行りました。ケニー・ロギンスの「デンジャーゾーン」やチープトリックの「マイティ・ウイングス」など、素晴らしい楽曲ばかりですね！

映像から音楽までもがぴったりはまった映画です。

⭐️9／10
Top Gun it can be argued is the perfect Reagan Era film and is is definitely the film that cemented Tom Cruise’s stardom. It’s probably now the film that most people will identify him with.
『トップガン』は、レーガン時代の完璧な映画であり、トム・クルーズのスターダムを確固たるものにした映画であると言うことができます。この映画はおそらく今ではほとんどの人がトム・クルーズの映画だと認識できます。
Imdb.comより引用

このレビューの方も当時のことを覚えてらっしゃるようですね。当時の大統領の強いアメリカを象徴する映画で、トム・クルーズの出世作にもなりこの方の記憶にも残っているのだと思います。

⭐️9／10
What more could any red-blooded child of the eighties ask for!? And anyone born around 1980 will remember how everyone was doing that double high five and saying ‘talk to me, goose’ to the kid next to them in class. Certainly one of my all time　favourites.
80年代の元気な子供はこれ以上何を求めるだろう？そして、1980年頃に生まれた人なら誰でも、クラスで隣の子に「話しかけてくれ、グース」と言って、誰もがそのダブルハイタッチをしていたことを覚えているでしょう。間違いなく私の人生の中のお気に入りの1つですよ。
Imdb.comより引用

当時の子供たちが『トップガン』にどんな影響を受けたのかがすごく分かるレビューですね。^ ^

マーヴェリックが言った名台詞や、グースとのハイタッチの仕方、当然みんな真似するでしょうね。（笑）

批評家の方

アルマー・ハフリダソン（BBC＝英国放送局のテレビ批評家）

Top Gun is the type of movie that turns the screen into an altar. Kneeling before its slick façade of 1980s magnificence, you are in the shadow of a film that has defined the modern day action blockbuster.
2000年1月1日
『トップガン』は、スクリーンを祭壇に変えるタイプの映画です。1980年代の壮大なその滑らかなファサードの前にひざまずいて、あなたは現代のアクション大ヒット作と定義される映画を目の当たりにしています。
BBC.comより引用

『トップガン』を神様の祭壇に例えるほど高評価なレビューを残していますね。比喩表現ではありますが、この方にとって『トップガン』はそれくらいの映画体験になったのだと思います。

エリザベス・ワイツマン（ニューヨーク・デイリー・ニュース）

There are elements that hold up – especially Cruise’s blinding charisma. The aerial scenes are still thrilling, and perfectly suited to a giant screen. Everything else? Well, that depends on how nostalgic you’re feeling.
2013年2月7日
現在までに高評価が続くたくさん要素があります-特にトム・クルーズの目がくらむようなカリスマ性に。空中シーンはまだスリル満点で、巨大なスクリーンにぴったりです。ほかのすべて？まあ、それはあなたがどれだけ懐かしさを感じているかに依存します。
Nydailynews.comより引用

ジーン・シスケル（シカゴトリビューン）
The aerial sequences in Top Gun are as thrilling — while remaining coherent — as any ever put on film.
2013年2月6日
『トップガン』の空中シーケンスは、これまでに映画に登場したものと同じように、一貫性を保ちながらスリル満点です。
rottentomatoes.comより引用

次に低い評価を出している人たちやサイトなどのコメントを、一部抜粋して紹介していきます。

低評価のレビュー

一般の方

⭐️1／10
OK so I have been under the impression since I first heard about Top Gun that it was a classic must-watch at least once in your lifetime film. Turns out it’s not. For all the accolades this film received over the years it has a shocking rating on IMDb and it does not shock me in the least. The Only thing that shocks me is the fact so many people talk about Top Gun being a great movie.
OK、それで私は『トップガン』について最初に聞いた時からあなたの生涯見る映画の中で少なくとも一度は見た方が良いクラシック映画だという印象を受けました。そうではないことがわかりました。この映画が何年にもわたって受けたすべての称賛のため、IMDbに衝撃的な評価を持っていますが、少なくとも私には大した衝撃を与えません。私が驚いたのは、トップガンが素晴らしい映画だと多くの人が話しているという事実だけです。
imdb.comより引用

この方のレビューは、みんなが言う絶対に見た方が良い作品だとは思わないということですね。

批評家の方

キャスリーン・キャロル（ニューヨークデイリーニュース）
“Top Gun” is terribly monotonous. Anthony Edwards gooses things up a bit as Goose, the good natured best buddy. But the rest of the characters are so vaguely defined it’s impossible to care about their fate — not even when they engage in an actual battle with Soviet Migs. The movie blithely ignores the incident which appears to be the opening round of World War III and a newly mature Maverick goes back to Top Gun for a final clinch with you-know-who.
「トップガン」はひどく単調です。アンソニー・エドワーズ（グース）は、性格の良い最高の相棒であるグースのように物事を少し上に上げます。しかし、残りのキャラクターは非常に漠然と定義されているため、ソビエトのミグと実際に戦闘を行っている場合でも、彼らの運命を気にすることは不可能です。映画は、第三次世界大戦のオープニングラウンドのように見える事件を軽々しく無視し、新しく成熟したマーヴェリックは、あなたが知っている人との最後の決着のためにトップガンに戻ります。
Nydailynews.comより引用

こちらのレビューは、1986年5月16日にデイリーニュースによって発行されたものから一部抜粋したものになります。

当時は批評家からさまざまなレビューが出されており、低評価のレビューもある中でも、1986年の興行成績で1位になりました。

確かに、他のキャラクターのバックグラウンドや敵機を撃退した後はどうなったのかまでは語られておらず、マーヴェリックにフォーカスしているので単調に感じてしまうかもしれません。

大衆ウケはかなり良かったので、このような意見が当時あったなんて思いもよらないですよね。

ロジャー・エバート
“Top Gun” settles fairly quickly into alternating ground and air scenes, and the simplest way to sum up the movie is to declare the air scenes brilliant and the earthbound scenes grimly predictable. This is a movie that comes in two parts: It knows exactly what to do with special effects, but doesn’t have a clue as to how two people in love might act and talk and think.
「トップガン」は、地上と空中のシーンがかなり早く交互に現れる作品ということでまとめれます。この映画を要約する最も簡単な方法は、空中のシーンが素晴らしく、地上のシーンが簡単に予測可能であると言うことです。これは2つの部分からなる映画です。空中シーンは特殊効果でどうするかを正確に分かりますが、愛する2人がどのように行動し、話し、考えるかについての手がかりはありません。
Rogerebert.comより引用

※ロジャー・エバートは、1967年から2013年に亡くなるまで、シカゴ・サンタイムズの映画評論家でした。1975年には、著名な批評家としてピューリッツァー賞を受賞しました。

かなり著名な批評家の1人のロジャー・エバートさんの当時のレビューですが、ニューヨークデイリーニュースと同じで、『トップガン』が単調に感じられたのでは無いかと思います。

もしかしたら、単調だったからこそ多くの人々に愛されたのかもしれませんね。