この記事では、『ドクター・ストレンジ2』の「ヴィシャンティの書」とは何なのか、原作にも出てくるのかを解説していきます!
第2作品の『ドクター・ストレンジ:マルチバース・オブ・マッドネス』に、「ヴィシャンティの書」という魔法の本が登場します。
ドクター・ストレンジはその存在は知っているものの、本当に存在しているかどうかは知らなかったほどの伝説的な魔法の書物です。
今回はその「ヴィシャンティの書」について、
- ヴィシャンティの書とは何なのか?
- 原作コミックにも出てくるのか?
という点についてフォーカスしていきますので、最後までお付き合いください。^ ^
ドクター・ストレンジ2の「ヴィシャンティの書」とは?
The Book of the Vishanti. #MultiverseOfMadness pic.twitter.com/TStquNumP3
— Doctor Strange Updates (@DrStrangeUpdate) February 19, 2022
今作で1つのキーアイテムとして登場した「ヴィシャンティの書」とは、魔術師が障害を克服するためにその時に必要なものを本質的に助けることができる強力なアイテムです。
また「ヴィシャンティの書」には、最も強力な白魔法・秩序の呪文が含まれ、その多くは他の魔法分野への対抗呪文のことを指します。
この本は無限にページがあるようで、一見何もないところから出現し、“この本自体で魔法を打ち消すことが可能なようです。
ドクター・ストレンジ2で「ヴィシャンティの書」はどうなった?
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— emmaBC (@emmaforBC) June 23, 2022
結論を言ってしまうと、ストレンジとアメリカが苦労して「ヴィシャンティの書」を手に入れようとしましたが先手を取って駆けつけたスカーレット・ウィッチによって燃やされてしまいました。
しかし、ヴィシャンティの書がダークホールドの書の「対極にある書」と言われているならばこの書の複製が存在する可能性は大いに高いと予想できるでしょう。
またダークホールドの原本を持つスカーレット・ウィッチならば見分けることができ複製を燃やすことも簡単だったと言えます。
「ヴィシャンティの書」と「ダークホールド」の違いは?
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— Gene Tan (@StrangeTan94) June 7, 2022
ところでヴィシャンティの書」の対極にある「ダークホールド」とは一体何でしょうか。
marvel.comによると、ダークホールドは、別名「呪われた書」または「罪の書」と呼ばれ、古代から存在する邪悪な書物です。
強力な黒魔術の呪文が書かれており、最も強力な黒魔術の記録と見なされている。これを読んだ者は、正気を失うか、魂を失うと言われています。
はじまりは数十億年前です。
長老神Chthonは当時の暗黒魔法の知識、すなわち想像を絶する忌まわしい恐ろしい呪文をすべて不滅の羊皮紙に書き写しました。
これらの巻物は後に「ダークホールド」として知られる一冊の本にまとめられ、ネクロノミコンのような他の呪文書は、そこからインスピレーションを得られたようです。
この本は何世紀も存在し、魔術師や学者、聖職者の手から手へと渡り長い歴史を持ちます。
お気づきかもしれませんが「ダークホールド」はドラマ「エージェント・オブ・シールド」や「ランナウェイズ」にも登場していました。
今でも存在し続け、神話と現実の狭間を行き来しています。
今後MCUの世界でどのように描かれるのか興味深いです。
ヴィシャンティの書は原作にも出てくる?
ヴィシャンティの書
今回のMoMに鍵としてポスターにも登場する書物。
原作ではダークホールドの対極に位置する光の魔導書で、触れれば邪悪な力を打ち崩す強大な魔術を使え、とりわけ至高の魔術師が持てばまさに無敵の存在となる。
地球を守護する3人の神々”ヴィシャンティ”が記した。 pic.twitter.com/vdOfO5BFtB— ✡️👊🏻ジェームズ(低浮上気味)🤘🏼✡️ (@strangepn1) June 5, 2022
コミックでは、ヴィシャンティの書はより詳細に描かれ魔術師たちによって使われているようです。
マーベルコミックによると、ヴィシャンティの書が登場したのは1963年の「ストレンジ・テイルズ」116号のページでした。
ヴィシャンティの書は長い歴史を持ち、地球の守護者としてあるいは最高の魔術師の守護者として知られる三人の神々のような存在によって口述されました。
3人とはアガモット、ホグロス、オシュトゥア(アガモットの母)のことを指します。
そして本の完成後、手にした数世紀の魔術師たちによって「光の書」に加筆が行われたのです。
ストレンジが身に着ける浮遊のマントやアガモットの眼、ヴィシャンティの書と同様にドクター・ストレンジと関連づけられています。
原作ではどうなった?
The comics history for the Book of Vishanti, Doctor Strange’s mystical MacGuffin. https://t.co/62bS9szxdH pic.twitter.com/zC0Wyuy5yv
— Nerdist (@nerdist) May 16, 2022
ヴィシャンティの書は闇の魔術に対する対抗呪文が書かれ、白魔法の鍵を握っています。
コミックでは、ヴィシャンティの書は一種の盾としても使用され、ストレンジは「最後の、究極の防御はヴィシャンティの書そのものだ!」と高らかにいう場面があります。
このような出来事から今後もこの本が登場してくる可能性が大いにありそうです。
まとめ
今回は、ドクター・ストレンジ2に出てくるキーアイテム、ヴィンシャンティの書に注目しました。
ヴィンシャンティの書と対極に位置するダークホールドの書の行方がとても気になります。
原作コミックでは、ヴィンシャンティの書について詳しく描かれているのでぜひ調べてみてください。
今作ではマルチバースの可能性を無限に広げたのでMCUファンの熱気が高まること間違いなしです。
本作で登場したアメリカの動きからも目が離せません。
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