アニメ「魔法使いの嫁 SEASON2」1話ネタバレ感想＆レビュー！6年ぶりとは思えない続編！

この記事では、アニメ「魔法使いの嫁 SEASON2」1話の感想を、ネタバレや原作との違いを含め解説していきます！

『魔法使いの嫁』とは2013年より「月刊コミックブレイド」で掲載されているヤマザキコレさんによる漫画であり、2017年10月にSEASON1が放送され、2023年4月6日からSEASON2がテレビ放送されている作品です。

原作との違いはあったの？

アニメ好きな人はどう評価しているの？

と、アニメ「魔法使いの嫁 SEASON2」を見ようかと悩んでる方は是非参考にしてみてくださいね。

本記事には、映画『魔法使いの嫁 SEASON2』のネタバレが含まれていますので、読まれる際はご注意ください！m(_ _)m

アニメ「魔法使いの嫁 SEASON2」の紹介
アニメ「魔法使いの嫁 SEASON2」1話の感想＆レビュー
まとめ

アニメ「魔法使いの嫁 SEASON2」の紹介

まずは、アニメ「魔法使いの嫁 SEASON2」について簡単に紹介します。

生まれつき人ならざるものが見えていた為、他人からも家族からも疎まれていた15歳の赤毛の少女、羽鳥チセは自らをオークションで商品として売りました。

そして、買い取ったのは、骸骨の顔をした魔法使いのエリアス・エインズワースであり、チセが「夜の愛し仔（スレイ・ベガ）」と呼ばれる特殊な体質で、強大な魔力を扱う素質があると明かし、チセを弟子として迎えながらも、同時に嫁にするつもりでいることを告げます。

チセはエリアスに魔法について習いながら、普通の人間には見えない者たちや自分と同じ境遇の者たちと出会い救うことで、過去の自分と向き合い歩みだします。

漫画「魔法使いの嫁」は2015年に「このマンガがすごい！オトコ編」で2位、「全国書店員が選んだマンガランキング」で1位、「次にくるマンガ大賞2015「これから売れて欲しいマンガ」部門」で2位を受賞している作品です。

現在も連載中の漫画であり、既刊19巻となっています。

アニメ制作を担当しているのは、スタジオカフカとなっており、テレビアニメシリーズは今作が初作品となっています。

アニメ「魔法使いの嫁 SEASON2」を見る前に予習すべきか？知っておくべき予備知識は？

アニメ『魔法使いの嫁　SEASON2』を見る前に予習すべきか、知っておきたい予備知識はあるのかを解説していきます！アニメ『魔法使いの嫁　SEASON2』を見る前に予習すべき理由や、知っておくべき4つの予備知識を紹介していますのでぜひ参考にしてください。

アニメ「魔法使いの嫁 SEASON2」1話の感想＆レビュー

1話を見た私の感想は、

帰ってきたまほよめの世界！
6年ぶりのアニメ化だけど何一つ違和感なし！

というのが終わった直後の感想です。

そして、

滅茶苦茶良かった点2つ
完全な続きものだけど見れる工夫
原作との違いはあったのか？

という点が気になったので、この3つの構成を元に感想を話していこうと思います。

滅茶苦茶良かった点① 制作の変更による変化がない

アニメ「魔法使いの嫁 SEASON1」の制作はWIT STUDIOだったのですが、SEASON2ではスタジオカフカに変更となっています。

制作会社が変更となると、当然アニメの雰囲気やキャラクターデザイン等も変わることが多いのですが、「魔法使いの嫁」に関しては監督は変わりましたが、キャラクターデザイン、音楽、美術設定のような世界観を描写する基礎となる部分は変更がなかった為、6年前の雰囲気をそのままにSEASON2を迎えられたのは素晴らしいことだと思います。

また、音響監督の変更もなく、声優さんも誰一人として変更がないので、正直、制作会社が変わったと気づく人は少ないのではないでしょうか。

滅茶苦茶良かった点②テンポ感もそのまま

「魔法使いの嫁 SEASON1」の時からの魅力となっていたダークシリアスだが美しく丁寧に描かれる作品であることも受け継がれ、1話目からオープニング＆エンディングを入れた構成となっており、6年ぶりとは思えない内容となっていました。

分割2期でしたっけというほどスッと1話が始まり終わったので、身体が「魔法使いの嫁」の世界を覚えていたのか、求めていたのか、「これぞ魔法使いの嫁！」というテンポの安心感があって作品の力とは凄いなと改めて感じました。

テレビアニメシリーズは6年ぶりですが、2021年から6ヶ月に1度のタイミングで3回、OVAを見ているのも大きかったと思いますが、SEASON1の振り返りもなく、そのまま続きから始まったのもSEASON1を見ていた人にとっては良かったのではないでしょうか。

ここまで振り返りなどが一切ないアニメも珍しいです！

完全な続きものだけど見れる工夫

上記で言った通り、SEASON2は振り返りが一切なく、オープニングもエンディングも入った完全な新作としての1話だったわけですが、では、「SEASON2から初見の方は見れないのか？」というと、そんなことはありません！

今回の1話では、主人公・チセがどういう人物なのかが上手く描写されており、最低限ここだけは押さえておいてという要点が「なぜ学院へ招待されたのか」と「チセの身体検査」を通してまとめられた構成となっています。

また、SEASON2は「学院篇」と呼ばれており、SEASON1では出てこなかったキャラクターが大勢出てきて、新しい舞台とキャラクターたちで話が展開されるので、この1話さえ見ておけば何とか分かるのではないかなと思います。

下記の記事に予習として「最低限」の予備知識をまとめていますので、参考にしてみてください。

アニメ「魔法使いの嫁 SEASON2」を見る前に予習すべきか？知っておくべき予備知識は？

原作との違いはあったのか？

SEASON２の1話ということで、振り返りはなかったものの、主人公・チセの状態がどういう状態なのかをSEASON1を見ていない方にも分かるようにするため「チセの身体検査」が学院を訪れてすぐに行われました。

続編感をなくすためなのか、SEASON1からのキャラクターとの会話シーンはほぼカットされていましたし、「学院の紹介」より「チセの状態」が優先され「チセの身体検査」が先に来たりと順序が入れ替わっています。

2話では学院を紹介しつつ、新キャラクターの登場に軸を持っていくはずですので、この入れ替えは大いにありだなと思いますし、カットされたシーンはいずれ過去回想として出てくるのではないかなと思います。

結構大きく構成を変えていたので、驚かれた方も多いと思いますが、以上の理由からだと推察します。

まとめ

雰囲気やテンポ感はそのままに、6年あいた分の「主人公・チセの状態」を軸に新しい舞台への一歩を描いた第1話の構成には原作・アニメファンとしては大満足でした。

是非とも、SEASON1見ていない方にはこの１話を見て続きを見てSEASON1も見て欲しいですし、アニメ「魔法使いの嫁」の世界を味わって欲しいです。