この記事では、MCUドラマ『ムーンナイト』のアーサー・ハローが何者なのか、
そして「アメミット」について解説・考察していきます!
3月30日に第1話の配信がスタートしたMCUドラマ『ムーンナイト』ですが、
その中に登場した「アーサー・ハロー」について分かったことや明らかになっていないこと、
そしてアーサーが信奉する「アメミット」について原作や予告編なのどから解説・考察していきます。
ムーンナイトのアーサー・ハローとはヴィラン?
配信前からムーンナイトのヴィランとして紹介されていたアーサー・ハローがどんな人物なのか、
原作とドラマに分けて解説していこうと思います。
結論から言うと、
それでは原作のアーサー・ハローがどのようなヴィランなのかを解説していきます。^ ^
原作のアーサー・ハローについて解説
Ethan Hawke will play Arthur Harrow in the upcoming #MoonKnight series. In the comics, Dr. Arthur Harrow was a candidate for the Nobel Prize in Medicine for his work in Pain Theory. pic.twitter.com/H3Bljrfgfu
— The Marvel Bulletin (@marvelbulletin_) January 18, 2022
原作のアーサー・ハローは、
アーサー・ハローが初めて登場したのは、1985年の「ムーンナイト#2」になります。
アーサー・ハローは自分の顔の半分が麻痺するほどの絶え間ない神経痛に苦しんでおり、
その痛みの治療法を見つけようとしているうちに、「痛みの理論」の分野でノーベル医学賞の候補に選ばれるほどの優秀な科学者になります。
しかし、
彼が行っていた「痛みの実験」は人を実験材料として扱う非人道的な方法で行われており、
さらにアーサーがナチスの「アウシュビッツ収容所」で行われていた実験に関わっている科学者であることが分かります。
そことを知ったコンシュの司祭によってムーンナイトが送られ、そこで初めてアーサーと対峙することになりますが、
最終的には逃げられることになります。
このように原作のアーサー・ハローはマッドサイエンティストとして登場しますが、
コンシュについてはこちらの『ムーンナイト』の考察・予想を原作や予告編から解説!の記事に記載されています。
ドラマのアーサー・ハローについて解説
Watch Oscar Isaac, Ethan Hawke, and May Calamawy in this new action-packed clip from Marvel Studios’ #MoonKnight, an Original series streaming March 30, only on @DisneyPlus. pic.twitter.com/SYPvNGK4HM
— Moon Knight (@moonknight) March 21, 2022
次に、
ドラマ『ムーンナイト』のアーサー・ハローについて第1話や予告編、公式クリップ映像から分かることを解説・考察していこうと思います。
ドラマ第1話や予告編から分かるアーサー・ハローは、
- 特殊能力を持つカルト教団の指導者
- 「アメミット」を信奉
- 黄金の「スカラベ」を狙っている
という特徴を持っていることが分かりました。
原作コミックとは全然違いますね^^;
いずれも原作には無い設定で、ドラマオリジナルになります!
アーサー・ハローの特殊能力は、
この儀式に参加した1人目の男性は「善人」と判断され何も起こらなたったですが、
2人目の女性は「悪人」と判断され、ミイラのようになり亡くなってしまいました。
この特殊能力のおかげで、アーサーは崇められておりカルト教団の指導者のような立ち位置になったのだと思われます。
この能力については今後明かされることになると思います!
さらに!
予告編や上記のクリップ動画から分かる特殊能力としては、
動画では、
アーサーが地面に杖をつくと紫色の穴が開き、その中から手が出てきて化け物を召喚していました!
つまり、第1話で襲ってきた化け物はアーサーが召喚したということになるでしょう。
このようにアーサーは特殊能力をいくつか使え、原作には無い設定が与えられておりかなり手強いヴィランになっていますが、
これらの能力は『ムーンナイト』と深い繋がりのある「古代エジプト」に関係していると思います。
ムーンナイトの海外の反応はどんな感じなのかは、こちらの記事をご覧ください!
アーサーが信奉する「アメミット」とは?
beware the devourer of souls #ammit
she’s like a demon goddess, rawr pic.twitter.com/QJvsZSvP1E— Charity©️ (@charity479) April 27, 2021
ドラマの第1話でアーサー・ハローが信奉している「アメミット」は、
古代エジプトの「死者の書」にアメミットの姿が描かれており、
アメミットの役割は、
死後、冥界アアル(古代エジプト神話における楽園)に行けるかどうかの裁定を「天秤」によって決める際に、
天秤の片方に真実を表す「マアトの羽根」、もう片方に裁定される「死者の心臓」を置き、
「マアトの羽根」より軽ければ冥界アアルへ行けて、重ければ「アメミット」にその心臓を食べらてしまいます。
魂を食べられた者は、永遠に復活できないことを意味しています。
ちなみに、
「アメミット」の意味は、「貪り食うもの」のようです。^^;
ドラマでの「アメミット」は?
第1話でアーサーが行った儀式は、
アーサーの腕に描かれている天秤や、杖はワニの頭ですし、
儀式に参加した人も楽園に行けるかどうかの判断を天秤によって判断されているのも、
「死者の書」に描かれている儀式にかなり似ています。(O_O)
ドラマでアーサーはアメミットを神と呼んでいましたが、実際の歴史とは違うのでこのことは後々明らかになると思われます!
スティーブンにスカラベを渡してもらおうと嘘をついている可能性もあります。
アーサーはこの「アメミット」を復活させるために「黄金のスカラベ」を狙っており、
主人公スティーブンの別人格のマークと月の神「コンシュ」がそれを阻止していると思われます!
この「黄金のスカラベ」がかなり重要なアイテムなのは間違ありませんが、
一体何なのかは原作にも無いものなので、今後の展開に第注目です。^ ^
まとめ
今回は、
MCUドラマ『ムーンナイト』のアーサー・ハローが何者なのか、
そして「アメミット」について解説・考察してきました!
まだ明らかになっていないことは今後解き明かされていくと思いますので、
楽しみにしながら配信を待ちたいと思います!
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